南禅寺の紅葉情報

南禅寺なんぜんじ

臨済宗大本山 南禅寺

南禅寺は、京都市左京区南禅寺福地町にあるお寺です。水路閣南禅寺の境内を通っている琵琶湖疏水の水路橋です。広大な敷地には石川五右衛門の「絶景かな!」で知られる三門や、虎の子渡しといわれる方丈庭園などがあります。広い境内や、三門などの紅葉の美しい調和をお楽しみください。

臨済宗南禅寺派大本山。約4万5000坪という広大な境内が、シーズンには約300本ものカエデが色付き紅葉一色となる。日本3大門の一つに数えられる重厚な三門に紅葉が映え、楼上から市内や伽藍も一望できる。名庭師・小堀遠州が作庭した方丈庭園も圧巻の美しさ。またライトアップ期間中は、普段は上がることのできない書院から南庭を見ることができる。肌寒い秋の夜に、幽玄な美しさが心に染み入る。

禅宗のお寺南禅寺京都五山の別格として上に置かれた最も格式の高い禅寺です。

境内には水路閣三門、周辺に蹴上インクライン、哲学の小道と観光スポットも多く、紅葉の美しい永観堂もすぐ近く。祇園清水寺へも歩いていくことができます。

由緒・歴史

建立:1291(正応4)年

臨済宗南禅寺派の本山。1291年(正応4)亀山法皇離宮を賜り、無関普門(大明国師)が開山。室町時代は隆盛を極め、「五山之上」に列せられた。応仁の乱で焼失した伽藍を‘黒衣の宰相’といわれた以心崇伝によって復興。境内には勅使門、三門、法堂、方丈の伽藍が一直線に、その周辺に12の塔頭が並ぶ。三門(重文)は、藤堂高虎の寄進。方丈(国宝)は、大方丈と小方丈に分かれ、大方丈は御所の殿舎を、小方丈は、伏見城殿舎を移築したと伝えられる。小方丈の襖絵、狩野探幽筆「水呑の虎」は名高い。大方丈の前庭(名勝)は伝小堀遠州作で「虎の子渡し」と呼ばれ、江戸初期の代表的な枯山水庭園として知られる。

三門が鮮やかに彩られる

臨済宗南禅寺派大本山足利義満の時代には、五山制度の中で五山を超える「五山之上」という禅宗寺院最高の寺格を受け、五山文化の中心として栄えた。歌舞伎『楼門五三桐』の舞台となっており、石川五右衛門が楼上から「絶景かな、絶景かな」の名セリフで見得を切るシーンは有名。小堀遠州の作と伝えられる方丈庭園(名勝)や、巨大な三門が有名。参道には湯豆腐店が並んでおり、グルメにおいても南禅寺は名所である。

南禅寺の紅葉

訪れる人々を魅了する煉瓦造りの水路閣と紅葉の饗宴

南禅寺の紅葉は、大きく分けて3つの場所で見る事が出来ます。境内・南禅院・天授庵(塔頭)です。

南禅寺の紅葉は、境内や南禅院、天授庵で美しく彩ります。また南禅寺の建造物ではないのですが、水路閣付近でも紅葉の観賞が可能。無料で観賞できる範囲の紅葉も、十分綺麗で見応えありです。また、南禅寺塔頭・天授庵ではライトアップも実施。
昼間とは違った雰囲気の光景が楽しめます。

壮大な三門の柱を額縁に見立てて眺める紅葉は、まるで艶やかな絵画のよう。このお寺では、ぜひ楼上からの眺めも楽しんで欲しいところ。三門の上からは、モミジにおおわれた境内はもちろん、ところどころに紅をさした秋の京都の町並みを一望できます。

京都屈指の紅葉の名所です。広大な境内には小堀遠州作庭として伝わる「方丈庭園」やアーチ型の疏水橋、水路閣や三門付近など数多くの紅葉の見所が点在しています。 

45,000坪という広大な境内には、約300本のカエデが植えられており、秋になるとそれらが一斉に色づき、見事な紅葉となって人々の目を楽しませてくれます。

紅葉が見ごろを迎えると、カエデの木で真っ赤に染まる「南禅寺」。広大な敷地内には紅葉のおすすめスポットがたくさんあり、無料で観賞できるエリアだけでも十分に見応えがある。

紅葉スポット
・門を入って→三門→法堂まで
水路閣から南禅院の周囲

入り口の中門から三門をぬけ法堂の裏まで。三門に登って紅葉を見晴らすのがおすすめです。

  • 神社や寺など、日本の風景とともに紅葉が楽しめます。
  • 駅を降りてすぐ紅葉が楽しめます。

もう一つのおすすめは、水路閣から南禅院の周囲。

ライトアップは天授庵だけ。庭園がライトアップされます。

天授庵の紅葉のライトアップ

天授庵では、秋のライトアップが行われます。
開催期間は、11月15日から11月30日まで。

夜間拝観料金は、600円。
夜間拝観時間は、17時30分から20時45分となっています。

ライトアップ

【場所】天授庵
【日程】1115日(木)~30日(金)
【時間】17:30~21:00
(*20:45受付終了)
【拝観料】大人:600円、高校生:500円、小中学生:400円

紅葉見頃の時期:11月中旬~12月初旬

京都気象台のかえでの紅葉(大部分が赤く色づく)は平年11月20日南禅寺も同じ頃です。

 

住所 京都市左京区南禅寺福地町86
電話 075-771-0365
拝観時間 3~11月 8:40~17:00(受付終了16:40)
12~2月 8:40~16:30(受付了16:10)
拝観料 境内無料、三門500円、方丈庭園500円
アクセス 市バス「南禅寺永観堂道」下車徒歩約10分、地下鉄東西線蹴上駅」下車徒歩約10分
ライトアップ 11月15日〜30日

 南禅寺の紅葉は、南禅院や天授庵が拝観料が必要。境内は、無料で見る事が出来ますよ。

営業時間:8:40分~16:40分(17:00閉門) 12月~2月は16:10まで(16:30閉門)

年末(12/28日~31日)は一般の拝観をお断り

 

南禅院

南禅院の紅葉は、夢窓国師作と伝わる庭園で楽しめます。
南禅院の庭園は、京都と三名勝史蹟庭園の1つです。

他の2つは、天龍寺庭園と苔寺庭園。
共に美しい庭園として、人気が高いです。

拝観料金は、300円。
受付は、水路閣のすぐ近くにあります。

ぜひ秋の南禅寺へ訪れた際は、南禅院の参拝して帰って下さい。
写真は、南禅院の紅葉狩りの項に、掲載しています。

天授庵

南禅寺塔頭の1つである天授庵。
色鮮やかな紅葉と苔の緑とのコントラストが美しいと人気があります。

先ほども書きましたが、ライトアップも実施。
昼と夜、両方訪れて見比べるのも楽しいと思います。

あえてどちらかをオススメするのなら、昼間です。
昼間の天授庵の紅葉は、見応えがありますよ。

拝観料金は、500円です。

天授庵の紅葉2018、見頃や現在の状況。ライトアップあり。

天授庵は、京都市左京区にあります。
南禅寺塔頭の1つで、紅葉の名所です。

天授庵の紅葉は、2つの庭で見頃を迎えます。
本堂前庭(方丈東庭)と書院南庭です。

本堂前庭は、座って紅葉狩りをする事が可能です。
ゆったりと心ゆくまで、紅葉が楽しめますよ。

書院南庭は、池と一緒に紅葉が楽しめます。
池に映り込んだ紅葉も、とても綺麗です。

拝観料金は、500円。
拝観時間は、9時から17時頃まで。

 

 

 

永観堂

おとなり(北側)の紅葉の名所。南禅寺とセットで立ち寄りましょう。

紅葉が美しく見える夕方に南禅寺、その後湯豆腐を食べて永観堂のライト・アップと流れてもいいですね。